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老健看護師を辞めたい理由は何?各対処法と退職の判断基準を解説

老健看護師を辞めたい、と悩んでいても本当に辞めてもいいのか、と不安になってしまいますよね。老健看護師を辞めたいときは対処法を試し、自分に老健が向いているかを判断することが後悔しないためには大切です。

当記事では老健看護師を辞めたい理由とその対処法、退職の判断基準や辞めた後の次のステップなどを解説します。この記事を最後まで読んでいただくことで、辞めたいと悩む老健看護師の方が次に取るべき行動が分かりますよ。

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老健看護師を辞めたい主な理由

老健看護師を辞めたい、と思う理由は人によって様々です。その中でも主な理由を5つ解説しますので、ぜひ参考にしてください。

  1. 医療的な判断の責任が重い
  2. 介護士などその他スタッフとの連携が大変
  3. クレームなど利用者とのトラブル
  4. 人手不足で業務が多い
  5. 残業代など必要な手当てが出ない

①医療的な判断の責任が重い

老健では常勤の医師がいるものの、医師の人数が1人の施設も多く出張などで一時不在になることがあります。そのため、看護師が医療的な判断を行わなければいけないことがあり、責任を重く感じる傾向が目立ちます。

また、介護士への指示も必要な老健の看護師は責任が重いと感じる人も多いです。その責任に耐えきれず、辞めたいと思っても自然なことと言えるでしょう。

②介護士などその他スタッフとの連携が大変

老健では医師や看護師だけではなく、介護士、リハビリ職、ケアマネージャーなど多様なスタッフと一緒に働く必要があります。その他スタッフとの関係が悪いと、人間関係を理由に辞めたいと思う方が多いようです。

実際に介護施設での人間関係のトラブルは看護師以外のスタッフも感じることが多く、公益財団法人介護労働安定センターの調査によれば、前職を辞めた理由として人間関係を挙げる人が2番目に多くなっています。

前職を辞めた理由(介護労働者全般の男女が対象)回答
結婚・出産・出産・育児のため26.0%
職場の人間関係に問題があったため16.3%
自分の将来の見込みが立たなかったため15.6%
(参照:公益財団法人介護労働安定センター「介護労働者の就業実態と就業意識調査 結果報告書」

様々なスタッフがいる老健などの介護施設では、良好な人間関係を築くことが難しいということが分かります。

③クレームなどの利用者とのトラブル

老健など介護の現場では、利用者やその家族からのクレームなどのトラブルも発生します。理不尽な内容で罵倒をされる、などをすれば仕事を辞めたいと思ってもおかしくありません。

クレームを受けるのは直接利用者の介護に関わる介護士が多いものの、看護師も同じようにクレームを言われることがあります。

④人手不足で業務が多い

働く老健の施設にもよりますが、人手不足の職場では看護師1人が担う業務が多くなり自然と激務へとつながってしまいます。

実際に、平成26年度に三菱総合研究所が行った調査によれば、介護サービス施設・事業所で看護師が「やや不足」「不足」「大いに不足」と答えた割合は約5割となります。

この調査結果からも、およそ半分の施設では看護師の人手不足を感じていることが分かります。

⑤残業代など必要な手当てが出ない

施設によっては残業代や休日出勤手当など、必要な手当てが出ないことがあります。その分はただ働きになってしまうため、このような待遇にあると看護師を辞めたいと感じます。

残業代や休日出勤の手当てが出ない老健は一般的にブラックと呼ばれる職場となり、働き続けても改善される可能性は低いでしょう。

理由別!看護師を辞めたいときの対処法

老健看護師を辞めたい理由別の対処法を解説します。自分の辞めたい理由に合う対処法を参考にしてみてください。

  1. 責任が重くて辞めたいとき
  2. スタッフ同士・利用者との人間関係が大変なとき
  3. 労働環境が悪くてしんどいとき

①責任が重くて辞めたいときの対処法

  1. 医師不在には前もって指示を仰ぐ
  2. 救急要請などシミュレーションをしておく

基本的には常勤医師がいる老健ですが、出張などで不在になるシーンもあります。医師がいないときに何か起きたらどうしよう、と責任の重さで辞めたくなるため、不在時には前もって指示を仰ぐようにしましょう。

また、実際に医療的な判断をしなければならない状況を、前もってシミュレーションしておくのも効果的です。救急要請など実際に自分が行う対応をイメージすることで、何か起きても冷静に対応することができます。

②スタッフ同士・利用者との人間関係が大変なときの対処法

  1. 専門職へ理解を深め、相手をリスペクトする
  2. スタッフとの連携を大切にする
  3. 仕事だと割り切る

介護士やケアマネージャーなど看護師以外の職業も多い老健では、相手の専門職への理解を深めてリスペクトすることが大切です。

また、老健ではスタッフとの連携が大切なので、報連相をしっかりと行い、フォローに回るなど連携を意識するようにしてください。

それでも職場の人間関係が上手くいかない、もしくは利用者やその家族から理不尽なクレームを言われる、という場合は仕事だと思って割り切って働きましょう。割り切ることで少し気持ちが楽になります。

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③労働環境が悪くてしんどいときの対処法

  • 上司に相談をする
  • 総合労働相談コーナーに相談をする
  • 転職活動を始める

人手不足で激務になってしまう、残業代が出ない、という場合には、まず上司もしくは施設長に相談をしてみましょう。しかし、残業代が出ない職場であれば、施設長に相談をしても改善されないケースも多いので注意が必要です。

そんなときは、総合労働相談コーナーに相談してみて下さい。予約不要で料金無料、秘密厳守なので「今の職場で働き続けたいけれど、労働環境を改善したい」場合は、とても頼りになります。

また労働環境を改善させる最も早い手段は、転職することです。改善されそうにない場合は、在職中に転職活動を始めましょう。

総合労働相談コーナーとは

厚生労働省が設置している相談窓口。あらゆる分野の労働問題を対象としており、全国397か所に設置されている。(参照:総合労働相談コーナーのご案内

老健看護師として働き続けるメリット・デメリット

メリット

  • 私生活を重視できる
  • 病院勤務より体力的に負担が少ない
  • 利用者と目標に向けて頑張ることができる

デメリット

  • 医療的な判断の責任が重い
  • スタッフとのコミュニケーションを取る必要がある

老健で働き続けるメリットとデメリットは上記の通りです。老健では人手不足の施設も5割と多いのですが、人手不足ではなくブラックな職場でなければ、私生活を重視することが可能です。

病院勤務と比較をすると体力的な負担が少ないため、長く続けることも可能です。また、老健では基本的に在宅復帰を目標としているので、利用者と目標に向けて頑張ることができます。

ただデメリットとしては、病院勤務より医療的な判断の責任が重いことと、その他のスタッフとのコミュニケーションを取る必要があります。

老健に向いてる人は?辞めるか続けるかの判断基準!

  1. コミュニケーション能力が高い
  2. 私生活を重視しながら長く働きたい
  3. 在宅看護やリハビリに興味がある
  4. 看護師としての能力に自信がある

老健介護に向いている人のポイントは、上記の4つです。スタッフ間のコミュニケーションを取るのが得意で苦にならない、私生活を重視しながらも長く働き続けたい人の老健はぴったりです。

また、在宅看護やリハビリという分野に興味がある、医療的な判断を任されても看護師としての能力に自信がある、という方も老健が向いているでしょう。4つのポイントに当てはまるほど、老健が向いているといえます。

辞めると決めた後に取るべき次のステップ!

老健看護師を辞める、と決めた後に取るべきステップを解説します。辞めたいけれど、これからどうしようと悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

①次の勤務先の業種を決める

老健が向いていない、と感じたのであれば、自分が求める労働環境から次の勤務先の業種を決めましょう。例えば老健ではなく特養、介護施設以外の医療の現場や看護師以外の職業など選択は様々です。

老健で勤務していた方におすすめの業種についてまとめてみました。

老健と特養の働きやすさの比較

特徴老健特養
入居条件要介護1~5要介護3~5
サービス内容自宅復帰を支援する施設介護と生活援助サービスを行う施設
入居期間基本的には3か月終身利用が可能
医師の勤務常勤非常勤でも可能
夜勤の有無ありなし(オンコールあり)

老健と特養ではいくつか違いがありますが、看護師が働く上で大きな違いは夜勤やオンコールの有無ではないでしょうか。夜勤を避けたいなら特養へ、オンコールが嫌なら老健がおすすめです。

医師の勤務についても老健では常勤の医師が、特養では非常勤でも可能となっているため不在の期間が多くなります。老健で医療判断の責任が重い、と感じていれば特養で働くことも厳しいでしょう。

介護施設以外の医療の現場

  • 病院
  • 美容クリニック
  • 訪問看護ステーション
  • 一般企業(産業看護師)
  • 献血ルーム・健診センター

介護施設以外の医療の現場としては、上記のような場所があります。病院勤務は激務ではありますが、介護施設よりも収入が上がることが期待できます。また、美容クリニックも収入が高い傾向があります。

利用者と深く関わりたいのであれば訪問看護ステーションもおすすめです。土日祝日休み、など私生活を重視したいのであれば、一般企業や献血ルーム・健診センターも向いているでしょう。

看護師以外の職業

  • 治験コーディネーター
  • 臨床開発モニター
  • 保健師(保健師免許が必要)

看護師以外の職業でおすすめの業種は、上記の通りです。治験コーディネーターと臨床開発モニターは、看護師からの転職が多い業種になっています。

保健師は看護師免許以外に保健師免許の取得が必要になるものの、看護師の免許があれば1年で取得することが可能です。給料も看護師よりも高収入な傾向があるため、目指す価値は十分にあります。

②在職中に転職活動を始める

どんな業種に転職をするか、が決まったら転職活動を始めましょう。今いる老健の職場を辞めることなく、在職中に転職活動を進めていくのがおすすめです。

退職をしてから転職活動をすると履歴書に空白ができてしまうことや、金銭的な余裕のなさから転職先を厳選できないなどデメリットがたくさんあります。特別な事情がなければ、在職中に転職活動をしましょう。

配置基準がある老健は辞めにくい?円満退職の方法

配置基準もあり人手不足が多い老健では、看護師は辞めにくい職場です。そんな老健を円満に退職する方法について解説します。

①スムーズな退職の手順

  1. 就業規則を確認し、希望退職日を決定する
  2. ポジティブな退職理由を考える
  3. 上司に早めに退職を申し出る
  4. 退職届の提出
  5. 備品の返却・業務の引継ぎ
  6. 退職

看護師の配置基準もある老健では、看護師が退職すれば次の看護師をすぐに雇う必要があります。そのため、できるだけ早く退職の意思を伝えることが円満退職のために必要です。

まずは就業規則を確認し、希望退職日を決めてください。次にスキルアップなどポジティブな退職理由を考えておきましょう。上司に退職を申し出る際には、できるだけ早めに伝えるようにしてください。

最終出社日や退職日などが決定すれば、退職届の提出など必要な作業を行い、退職が完了となります。

②引き止めの対処法

  1. 退職の意思をはっきりと伝える
  2. 退職代行を利用する

人手不足の老健であれば、引き止められることがあります。まずは、退職の意思をはっきりと伝えることが大切です。迷いがあれば辞めないでもらえるかも、と思われ引き止められてしまいます。

また、自分の力だけでは辞められない場合は、退職代行に依頼するのもおすすめです。その際には交渉行為まで依頼できる弁護士や労働組合が運営する会社を選ぶと失敗しません。

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当記事では、老健看護師を辞めたい理由とその対処法、老健看護師として働くメリット・デメリットや退職の判断基準などを解説しました。老健看護師を辞めたい理由に合わせた対処法をまずは取ることが大切です。

もし自分には合わないと思ったら、辞めてみるという手段も1つです。

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