退職代行

退職代行は非常識?クズや迷惑など賛否の声を元に徹底解説

退職代行 クズ

退職代行の利用は非常識なことですか?退職代行を使う人はクズなのか?といった声はご相談時に良くいただきます。

当組合でも行っている退職代行サポートですが、世間から見て、まだまだ認知が低くサービスの内容をご存じでない人からすると非常識、逃げ、クズ、迷惑といった声も散見されます。

退職代行を利用する方々の声を代弁すると「退職を認めてくれない」「辞めることを言える環境ではない」といった感じで会社側に非があることがほとんどです。

当記事では、退職代行利用が非常識ではない理由や賛否の声、退職代行を使うメリットを解説します。

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退職代行サービスとは?非常識ではない理由

退職代行とは労働者本人に代わり第3者が代わりに会社に退職の意思を代行するサービスになります。

退職代行の利用をすることで会社に迷惑をかけてしまうことはありますが、決して非常識な行為ではありません。退職代行の利用が非常識ではない理由について解説します。

  1. 労働者には退職の自由がある
  2. 労働者本人の心身を優先
  3. 会社が退職を聞き入れてくれない

1.労働者には退職の自由がある

退職をすることは労働者の自由であって、特定の職業(自衛隊)や契約を除けば会社側が拒否することはできません。そのため、退職の手段として退職代行を利用することは非常識な行いではありません。

しかし、民法によってルールは決められているため、そのルールに従って辞める必要があります。退職に関する民法627条では退職の2週間前に退職を伝えるという旨が記載されています。

第六百二十七条 当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。

引用元:民法第627条

このルールに従って退職代行を利用した場合は、非常識な行為ではありませんので安心してください。

2.労働者本人の心身を優先

仕事のストレスによって自分の心や身体を傷つけてしまうことがあります。自分の健康を大切にして、退職代行を利用することは決して非常識なことではありません。

勤務上のストレスが原因で自殺をする人や、職場の人間関係によるストレスで健康に問題が出てしまい社会復帰が出来ないという方も少なくありません。

例えば、厚生労働省「令和2年中における自殺の状況」を見ると、自殺の原因が健康問題だった人は1万人を超え、勤務問題だった人も約2千人にもなりました。

自殺の原因・動機(令和2年調査)人数
健康問題10.195人
経済・生活問題3.216人
家庭問題3.128人
勤務問題1.918人
(参考文献:厚生労働省「令和2年中における自殺の状況」より)

もちろん自殺までいかなくても、自分の心や身体などの健康を守ることは大切なことです。そのためなら、退職代行は命を守る行動として積極的にご相談いただければ幸いです。

3.会社が退職を聞き入れてくれない

そもそも退職代行サービスというものが誕生した背景には会社が退職を聞き入れてくれないといった事情が大きいです。

企業側からの言い分としましてはせっかく育てた人材を手放したくないという気持ちもあります。しかし、優先すべきは労働者本人の気持ちです。

仕組み上、経営者と労働者の間では力の上下関係が出てきてしまいます。それを防ぐために労働基準法が存在します。

労働基準法とは
立場は弱くなる労働者を守るための法律。生存権の保障や賃金、労働時間、休日および年次有給休暇などの項目について、労働条件の最低基準を定めている。

ですが法律があってもやはり、立場としては弱くなり結果、退職を切り出しづらい、辞めるなと脅されている、といった影響が出てきてしまいます。

労働者をクズや逃げ、と言う以前に企業側も労働環境の改善努力をするべきだと考えています。

退職代行の利用に賛成する声

退職代行の利用に関して、非常識だという方の反対に賛成意見も多数あります。これから退職代行を利用したいと考えている方は、まずは多くの賛成の声があることを理解しましょう。

  1. バックレよりも迷惑をかけない
  2. 体調を崩すくらいなら利用した方が良い
  3. (退職代行を)使われた会社に問題がある

①バックレよりも迷惑をかけない

いきなり仕事をバックレるよりも、退職代行を利用する方が迷惑をかけないため賛成という意見があります。職場からするといきなり辞められて音信不通になると、備品の返却や引継ぎなど必要な退職手続きができません。

退職代行を利用することで引継ぎについて業者を通じて伝えることができます。また、急に連絡が取れなくなることによって、会社の人に心配をかけることもなくなります。

会社側からするともちろんどこのだれか分からない人から連絡は来るものの、バックレられることと退職代行を通して退職されるのではかかる迷惑に大きな差があるため、せめて退職代行を利用して辞めてほしいと感じるのは不思議ではありません。

②健康を崩すくらいなら利用した方が良い

うつ病など健康を崩すくらいなら退職代行を利用して辞めた方が良い、という意見は退職代行に賛成する意見として多くあります。

既に職場でのストレスを感じ、精神的にお辛い状況にあれば自分から退職を申し出るのが難しいのも当たり前のことです。

自分の健康を命を守るためにも、退職代行など利用できるものを利用して退職することは非常識ではなく賢明な行為です。

精神的に負担がかかる職場で働き続けることで、上記の方の意見のように潰れてしまって復帰も難しくなることもあります。そうなる前に退職代行を利用してみてください。

③退職代行をされる会社にも問題がある

そもそも退職代行を使われる会社にも問題があるのではないか、という意見もあります。上司に相談がしやすく話しやすい職場であれば、退職代行を使わなくても自分で退職の意思を伝えられるからです。

パワハラを上司から受けている、同僚からいじめられている、など職場の雰囲気が悪ければ、退職を申し出ることは厳しいでしょう。

また、退職の意思を伝えたとしても、ブラックな会社であれば辞めさせてもらえないこともあります。退職代行を利用するケースは様々ですが、使われる会社に問題があるという声に納得する方も多いでしょう。

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退職代行の利用に反対する声

残念ながら退職代行の利用に反対する意見もあります。厳しくストレートな言い回しが多く、退職代行の利用を検討している方が見ると心を痛めることもあるでしょう。

しかし、あくまでも反対の声も個人の意見です。いろいろな考え方の人がいるんだな、と参考程度に考えて見ると良いでしょう。

  1. 退職代行利用はクズ・逃げ・ありえない
  2. 依頼するお金がもったいない
  3. 退職代行を使うのは礼儀がない

①退職代行利用はクズ・逃げ・ありえない

退職代行を利用する人はクズ・逃げ・ありえないという意見もあります。自分が退職代行を利用せずに苦労をして辞めた人、退職代行を使われて迷惑だった人、古い考えの人などが多く抱く意見です。

こういった意見を持っている方の場合は、退職代行を利用する前の背景などを説明しても分かってもらうことは難しいでしょう。そのため、理解してもらうことや理解することは諦めることをおすすめします。

クズや逃げなど見るだけでも厳しい言葉を伝えられても、考え方が違う人だと一線を引くようにすると気が楽になります。

②依頼するお金がもったいない

自分で退職を申し出れば1円もお金がかからないため、退職代行を利用するのはお金がもったいないという反対の意見があります。実際に自分で退職の手続きが難なく行えるのであれば、依頼するお金はもったいないですしもちろん当組合もそちらをオススメしております。

しかし、直接会社と連絡を取らなくても良い、即日退職も可能、など退職代行のサポートに料金以上の価値を感じる場合は、お金がもったいないという意見は気にする必要はありません。

お金の価値も人によってそれぞれ異なります。自分が納得できるサービスにお金を払うのであれば、問題はありません。

③退職代行を使うのは礼儀がない

退職代行を利用すること自体が礼儀がない、と感じる人もいます。挨拶や引継ぎなどを行わないこと、直接退職を申し出ないこと、2週間前の退職だと業務に影響をきたすこと、などから礼儀がないと感じます。

実際に退職代行を利用すると、会社の人などに挨拶をせずに辞めることになります。もちろん、退職代行を使った後に挨拶に行ってもいいのですが、ほとんどの方は特に親しい人以外には行わないでしょう。

礼儀がないと思われたくない、と会社を中々辞めることができずに、心や身体の健康を崩してしまっても反対の意見を言う人に責任を取ってもらうことはできません。

退職代行を使うことについて、厳しい意見を述べる人も多くいます。どちらが正しいのではなく価値観の違いなので、自分の心を守るために厳しすぎる反対の声は気にしないようにするのもおすすめです。

非常識かも?と悩む人が退職代行を使うメリット

退職代行を使うのは非常識かもしれないと、悩む方にとって退職代行を使うメリットはいくつかあります。その中でも特に注目してほしいメリットを3つ解説しますので、ぜひ参考にしてください。

  1. 会社と直接やり取りをする必要がない
  2. 退職の手続きで迷惑をかけない
  3. その後の退職で(退職代行の)利用はバレない

①会社と直接やり取りをする必要がない

会社と直接やり取りをする必要がないため、自分から辞めると言いにくい人にもぴったりです。退職代行を利用するなんて非常識かもしれない、と不安な人も、間に退職代行を挟むことで気持ちが楽になります。

会社との直接連絡を避けたい場合は、交渉行為ができる労働組合や弁護士が運営する退職代行業者を選ぶようにしてください。そうすることで、会社から連絡が来るリスクを減らすことができます。

交渉ができる労働組合なら退職代行ニチロー

  1. 会社との直接が連絡不要(交渉行為が可能)
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  3. 即日対応

会社と直接やり取りをしたくない!という方に、労働組合が運営する私ども退職代行ニチローはおすすめです。交渉行為が違法となる民間の退職代行業者とは異なり、違法性を気にすることなく交渉まで任せることが可能です。

直接連絡をしてほしくないということを会社にしっかりと伝え、もしも会社から利用者本人に連絡が来てしまっても、連絡がきたことを伝えれば私どもが代わりにご連絡をさせて頂きます。

即日対応をしているので、会社を辞めるのは非常識かもしれないと利用に一歩踏み出せなかった方も、まずはご相談くださいませ。

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②退職の手続きで迷惑をかけない

退職代行を利用することは非常識かもしれない、と心配する方は相手側の気持ちを考える優しい方です。退職代行を利用することで退職の手続きができるため、手続きそのものでは会社に迷惑をかけません。

退職代行を利用することで職場に迷惑がかかってしまうのではないか、と心配する方こそ退職代行の利用がおすすめです。

③その後の転職で利用はバレない

常識は人によって異なるため、残念ながら退職代行を利用することは非常識だと考える人がいます。そのため、転職時に退職代行を利用したことがバレて、悪い評価をされるのが心配という方もいます。

退職代行を利用したことが、転職先でバレることはほとんどありません。例えば同じ業種で前にいた会社と転職先の会社の人が知り合いだった、などのケースでは知られることはありますが、その他では少ないでしょう。

同じ営業職では全く違う分野に転職をする、サービス業から事務員へ転職する、など転職先の業種が異なる場合はほとんど心配はないので安心してください。

非常識かも?と悩まずに退職代行を利用しよう!

当記事では、退職代行の利用が非常識ではない理由や退職代行利用に関する賛否の声などを解説しました。人によって退職代行に対する意見は様々ですが、退職代行利用は決して非常識ではありません。

退職代行を使って仕事を辞めたいけれど、非常識かもと思うと使えない、と悩んでいる方こそ退職代行を利用して新しい一歩を踏み出してください!

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