仕事辞めたい

HSPの人が仕事を辞める時|少しでも心を軽くする考え方

HSP 仕事 辞めたい

人一倍繊細なHSPの人にとって、退職や転職はハードルの高い問題です。 どこから手をつけていいのか分からないという人も多いのが現実です。

この記事では、HSPの人が退職する方法やおすすめの転職先を紹介していきます。HSPで退職に不安を抱えている方は、ぜひ参考にしてください。

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HSPで退職を切り出せない理由

HSPの人は自己肯定感が低い傾向にあり、周りの反応を恐れるあまり、なかなか退職を切り出せません。

「周りに迷惑をかけるのではないか」「後ろ指を指されるのではないか」「そもそも転職できるのだろうか」と、いろいろな不安に駆られます。

そうこう考え込んでいるうちに、上司へ退職の意思を伝えるタイミングを失い、ますます切り出せなくなってしまいます。

周りに迷惑をかけてしまう

HSPの人は周りに気を使う傾向があるため、退職することで周りに迷惑をかけることを気にする人もいます。

ほかの人にとっては些細なことであっても、HSPの人は「迷惑をかけてしまった」と罪悪感を抱いてしまうことが多いようです。そのため「自分が退職したらみんなの残業が増えてしまうかも…」などと思ってしまうでしょう。

周りに迷惑をかけないように生きていこうとしているHSPの人にとって、周りに迷惑をかける可能性のある行為は大きなストレスになります。

周りにどう思われるかが怖い

「他人の反応に敏感」という特徴を持つHSPの人のなかには、周りにどう思われるかが怖くて退職を切り出せない人もいます。

確かに中途退職すれば「途中で仕事を投げ出すなんて、次の仕事も続くわけがない」などと、周りの反感を買うこともときにはあるでしょう。

HSPの人はこのように「辞めることで周りから後ろ指を指されるのではないか」と思い、退職をためらってしまいます。

上司への伝え方がわからない

上司への伝え方がわからず、退職を切り出せない人もいます。HSPの人は上司に気を使うため、タイミングや切り出し方を考え過ぎてしまうからです。仕事が忙しそうな上司を見ると、ついつい退職が言い出せなくなってしまいます。

「LINEや電話で相談してからのほうがよいのか」「周りに人がいないタイミングで切り出そう」など、さまざまなことを考え込みます。

上司に退職を伝えていないタイミングではほかの人にも相談できず、一人で悩んでしまうでしょう。

引き止められないか不安

退職の意思を伝えたときに、上司に引き止められないか不安に感じる人もいます。それは退職理由を伝えても、さらに問い詰められる可能性があるからです。

「今の時期じゃないとだめなのか? 」「このプロジェクトが終わってからじゃ遅いのか? 」など、深く聞かれたらどうしようと不安に思ってしまいます。

HSPの人は、このように上司に問い詰められるケースをあれこれ考えているうちに、退職が切り出せなくなってしまうでしょう。

転職できるか不安

転職に不安があると、退職の一歩をなかなか踏み出すことができません。HSPの人は自己肯定感が高くないため、次の仕事が見つかるか不安に思っている人も多いようです。

「自分が続けられる仕事なんてないのではないか?」「 どこの職場でも受け入れてもらえないのではないか?」「転職先がブラック企業だったらどうしよう? 」 などと、次から次へと不安が押し寄せてきます。

HSPの人は自分に自信がないからこそ、転職に失敗することを恐れてしまう傾向にあります。

会社を辞めることのメリット

HSPの人が会社を辞めることの大きなメリットは、心身の体調を崩す前にゆっくり休めることです。HSPの人は基本的に真面目でストレスを溜めやすいため、いつの間にか心身の体調を崩しがちです。

退職して人間関係や通勤ラッシュなどのストレスから解放されれば、心身ともに前向きな気持ちになれます。そうなれば視野も広がり、転職や在宅での働き方にも目を向けられるようになるでしょう。

体調を崩す前に休める

退職することで自分の時間を作れるため、体調を崩す前に休むことができます。退職すれば、それまで忙しくてなかなか休めなかった人も、体や心を休めることができるようになります。趣味に時間を費やすと、気持ちがリフレッシュできることも多いでしょう。

忙しくて体に不調が出てきている人は、できるだけ早く退職することをおすすめします。

ストレスから解放される

退職すると出勤しなくて済むため、ストレスから解放されます。HSPの人にとって、会社勤務はストレスの多い仕事とされています。

周りに気を使う人間関係や行き帰りの通勤ラッシュなどによりストレスが溜まってくると、いつか心身に不調をきたしてしまうかもしれません。

HSPの人はこうしたストレスから解放されることで、転職にも前向きになれる可能性があります。

視野が広がる

会社を辞めることで視野が広がる可能性もあります。現代社会における働き方は“会社員” だけではなくなってきているからです。

HSPの人の場合、在宅ワークが向いている可能性も高いでしょう。同じ会社員だとしても、別の会社に転職することで働きやすくなることも十分考えられます。

今働いている会社しか知らないと視野が狭くなりがちですが、退職や転職を経験することで、視野が広がる人は多いようです。

HSPの人がスムーズに退職する方法

周りに迷惑をかけることを気にするHSPの人は、退職を前向きなものとしてとらえましょう。あなた一人が抜けたとしても大きな迷惑はかかりません。退職理由もキャリアチェンジのためなど、ポジティブなものにすれば周りも応援してくれるはずです。

退職を申し出るときは今までの感謝も伝えましょう。そうすれば退職するまでの間、お互い気持ちよく仕事をすることができます。

それでも退職を切り出しにくいという場合は、退職代行サービスを利用するという方法があります。退職代行サービスは、会社への退職連絡を始めとしたさまざまな退職手続きを代行してくれます。周りの反応が気になるHSPの人でも、精神的な負担が軽くて済むでしょう。

気持ちを前向きに整える

退職に対する気持ちを前向きに整えるようにしましょう。あなた一人が退職したところで、会社に大きな迷惑がかかるわけではありません。

会社にかかる迷惑や周りに与える影響を考えると、いつまで経っても退職を切り出せなくなってしまいます。実際、会社は抜けた穴を埋めるシステムを整えていなければならないため、あなた一人が抜けたとしても大きな影響はないはずです。

自分のためにも前向きな気持ちで退職するようにしましょう。

ポジティブな退職理由を伝える

キャリアアップのためといったポジティブな退職理由を伝えると、スムーズに退職できるでしょう。退職することで周りにどう思われるか不安なHSPの人は、特に前向きな退職理由を伝える必要があります。

会社への不平不満が表れているネガティブな退職理由だと、聞いているほうも会社に残る人たちも良い気はしません。キャリアチェンジや家庭の都合といった退職理由で、本当は続けたいけれどやむなく退職するという伝え方ができるとベストです。

嘘の退職理由はもちろんNGですが、前向きな退職理由を伝えることで、あなたの前途を周りの人たちも応援してくれるでしょう。

感謝の気持ちを伝える

感謝の気持ちを伝えると、相手に嫌な気持ちを与えることなく退職できます。退職の意思を伝えてすぐに辞めるわけではないため、良好な人間関係を築いておけば、退職する日まで働きやすくなるからです。

退職の意思はしっかり伝えつつも、同時に感謝の気持ちも伝えましょう。

退職することに対する謝罪よりも、今までお世話になった感謝の気持ちを伝えたほうが、残るほうは気持ち良く送り出すことができます。

退職代行サービスを利用する

HSPの人が退職する際は、退職代行サービスを利用するのもおすすめです。退職に関してHSPの人が苦手とすることを、退職代行サービスはすべて代わりに行ってくれます。

会社との交渉や退職を引き止められた際の対応など、退職はHSPの人にとってストレスになることが多いでしょう。弁護士や労働組合が運営している退職代行サービスを利用すれば、それらの交渉も一手に引き受けてくれます。

当組合が運営している退職代行ニチローでも、退職にまつわるご相談やご依頼を24時間承っております。ぜひお気軽にご相談ください。

HSPで会社を辞めた人のおすすめ転職先

HSPの人におすすめの仕事は、介護職や動物と関わる仕事、フリーランスなどです。介護職は「誰かの役に立ちたい」と思う人や、やりがいの大きさを求めている人におすすめです。

ただし職場によって働きやすさが大きく異なるため、よく調べてから転職したほうがよいでしょう。

人間関係のストレスを最小限にしたい人には、動物と関わる仕事がおすすめです。WebライターやWebデザイナーなどのフリーランスも、自分のペースで仕事を進めることができるため、ストレスが少なくて済むでしょう。

介護職

HSPの人におすすめの職種の一つが介護職です。HSPの人は繊細で細かなところにもよく気が付くため、介護職であればその長所を生かすことができます。

直接人の役に立つことができるため、自分に自信がないHSPの人でも自己肯定感を高めることができるでしょう。HSPの人は「誰かの役に立ちたい! 」と思う傾向があるため、介護職はおすすめです。

しかし介護職と一口に言ってもさまざま職場があります。雇用形態や勤務時間、可能であれば人間関係の良し悪しなど、しっかり調べたうえで転職したほうがよいでしょう。

動物と関わる仕事

人ではなく動物と関わる仕事もおすすめです。HSPの人のなかには、人との付き合いが苦手でも、動物との付き合いは得意という人も多いからです。

そのためトリマーやペットシッター、飼育員など、動物に関わる仕事がおすすめです。動物と触れ合うと癒されるため、ストレスも溜まりにくいでしょう。

ただし仕事によっては、飼い主やその施設を訪れるお客さんなど、人と接することも多いので、注意して職場選びをしたほうがよいでしょう。

フリーランス

フリーランスで仕事をするのも一つの方法です。最近ではフリーランスでの働き方も普及してきており、仕事も比較的見つけやすくなっています。

人とあまり関わらず、自分のペースで進められる記事執筆業務やWebデザイン、プログラミングなど、たくさんの仕事があります。特にIT分野は需要も増えてきているので、高収入を得やすいでしょう。

HSPで辛いときは退職も検討しよう! まとめ

今回は、HSPが退職を切り出せない理由や退職するメリット、実際に退職したHSPの体験談やスムーズな退職方法、HSPにおすすめの転職先を紹介しました。

HSPの人は周りに迷惑をかけたくないという理由で、自分を犠牲にしがちです。しかし一番大切なのは自分の心身の健康です。辛いときには無理をせず、退職を検討しましょう。

HSPの人は自分に合った環境に出会えれば、しっかりと力を発揮することができるので大丈夫です。ゆっくり休めば、転職も前向きに検討できるようになるでしょう。